二十歳に贈る

2013年01月08日



次女が二十歳 成人式を迎えました

ブックスタートして、20年
二十歳に 贈る1冊は

「子どもたちの遺言」
谷川俊太郎 詩
田淵章三 写真

生まれたばかりの赤ちゃんから成人式を迎えた若者まで、
1年をかけて子どもたちの「今」を撮り下ろした田淵章三さんの写真に、
谷川俊太郎さんが詩を書き下ろした、写真詩集です。

とても、心打つ詩です

本当に
生まれてきてくれて、ありがとう
親にしてくれてありがとう
そんな気持ち あふれてきます

いろんなことを親も子も 振り返ることができるでしょう

うまれたばかりの赤ちゃんに 遺言されるような 危うい時代に私たちは生きている
そう、谷川さんは 結んでおられますが
命を紡ぐ中で
忘れてはならないものがある
そんなことを 感じることもできる1冊です

いつか お母さんになる娘へ
だから、読んでほしい 1冊です











空 ありがとう
今日も私の上にいてくれて
曇っていてもわかるよ
宇宙へと青くひろがっているのが

花 ありがとう
今日も咲いていてくれて
明日は散ってしまうかもしれない
でもにおいも色ももう私の一部

お母さん ありがとう
私を生んでくれて
口に出すのは照れくさいから
一度きりしか言わないけれど

でもだれだろう なんだろう
私に私をくれたのは?
限りない世界に向かって私は呟く
私 ありがとう







二十歳 おめでとう
これまでの 20年間のあれもこれもが
今のあなたに つながっていたのだと思うと
すごく すごく うれしい
しあわせ



  


Posted by あこちゃん at 21:36Comments(0)贈る本