おうち文庫9月の開館日・天の瞳

2015年08月31日



いよいよ 秋が信州に訪れました

つぼみっこが 「夏は どこへいっちゃったの?」と。

夏を 存在するものととらえている 感覚

こどもの純粋な見方が とても新鮮です


ゆく夏に 思うことは

この夏 楽しいことも うれしいこともあったのですが

悲しいこともありました

秋になって さらに その悲しみは 深くなるのかもしれません

幼いころから 知っている 男の子が 逝ってしまったこと・・・・・。


とっても 存在感がある子で 子どものエネルギーの生かし方を考える、ということを学ばせてもらいました。

もちろん私もです。

そんな時 出会ったのが 灰谷健次郎の 「天の瞳」です(角川書店)




幼年編1から始まって つづく9冊

長編小説です


天の瞳

とても素敵な言葉です

天の瞳 

それは もちろん こども達の 瞳です

「台風には眼があって その眼が 大きくてきれいなほど 台風のエネルギーはすごい
こどもには どの子にも そんな 天の眼があって  生命の成長を暗示している気がする・・」文中より

主人公の 倫太郎とその仲間の幼年時代から 物語は始まります

真剣に周りの人とぶつかり 世の中のおかしいことを 変えていこうとする こども達

真剣に 成長を受け止めることを 考えたこの小説を

その当時の 自分もふくめ おかあさん仲間と読み合いました

子どもには力があるっていうことを

その力を 受けとめていこうって

親の歩み方の学びがあったなって 思い返します。

今 彼が逝ってしまい とてつもない喪失感に襲われるけれど

ふしぎと 彼の笑顔ばかりが 思い出されるのです。

笑顔の彼を知っている 覚えている。 

大きくてきれいな眼は エネルギーにあふれ、まさに 天の瞳だったのでしょう

冥福を祈りたいと思います

そして 生まれてきてくれて ありがとう と天に向かって叫びたいです。


どの子も 天の瞳をもっている

その瞳に 出会いたくて 私の毎日が あります。





「天の瞳」

おうち文庫で 出会ってほしい 本ですね


9月のおうち文庫開館日は

4日(金曜日) 11日(金曜日)
AM 9:30から11:30
PM 13:30から16:30

18日(金曜日)
AM 10:00から11:30
PM 13:30から16:30
  


Posted by あこちゃん at 20:38Comments(0)家庭文庫

8月(2015)おうち文庫開館日

2015年08月03日






暑さの中ですが ちょっとお山へ出かければ

すずしい森の中

夏の草花や昆虫が

暑さを忘れさせてくれます


それでも、夏読書はやめられなーーい

夏休みに すてきな一冊にも出会ってくださいね



おうち文庫の 8月の開館日は
  
7日金曜日
21日金曜日

AM9:30から11:30
PM13:30から16:30



  


Posted by あこちゃん at 06:36Comments(0)開館日