神様のカルテ
2011年10月20日
辻井伸行さんの初のオリジナルピアノ曲集を弾くのが、私のとっても心が透き通ってくるような時間になっています。
CDが発売され、その楽譜集なのですが、映画「神様のカルテ」の挿入曲 ドラマ「それで、生きていく」の挿入曲などなどが入ってます。綺麗なメロディは自分で弾いていても、なんだか涙がでそうなほどです・・。
神様のカルテの曲は辻井さんが 舞台となった松本市の風の美しさ、透き通った空気を体感されて作曲されたということです。
夏川草介さんの著書「神様のカルテ」は読みました。(映画は見てませんが) ちょうど 一年前、小説のモデルとなった松本の相沢病院に母をPET検査に連れて行きました。それから地元の病院で大きな手術をし、半年であっという間に、逝ってしまいました。死を前にして、母がどれほどの思いに打ちのめされていたか、そして、いたらない娘であったことにずっと苦しんだままです。それでも、美しいメロディを奏でながら、泣きながらでも人はまた、歩きだしていかなくちゃならないことを実感しています。
今はただ「ごめんね」しか言えないけれど
病気と闘いながら伝えたかった思いを考え続けています。

今日も秋色の中、子どもたちとお散歩しました。きれいなすすきの穂がきらきらときれいでしたよ
こんな美しい風景の中でお仕事できるのは私のの宝物です

子育てとどんぐりと?
2011年10月19日
深まりゆく秋の道のお散歩道には たくさんのクリや大きなドングリがそれはもう、たくさん落ちています。今年はお山では いわゆる木の実の 生り年 見たいです。
つやつやした茶色のドングリ!

宮澤賢治の「どんぐりと山猫では」ドングリたちが裁判にかけられましたね。・・大きいのが一番偉い!なんといったって頭のとがっているのが一番偉い!丸いのが偉い!大きなことだ!!背の高いのだ!・・・・・がやがやがやがやとドングリたちは言い争って結局、一郎に「この中で一番ばかでめちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、一番えらい!」と言い渡されて、しいんとしてしまうのです。
(宮澤賢治 作・高野玲子 絵・偕成社)
こどもたちと過ごす日々の中で、一人一人の個性がちゃんとまっすぐに育っていくことを大切にしています。けれど、時には予測のしない行動に、お母さんたちはとても苦悩します。どうしたらいいの・・?なんで思いどうりにいかないの?愛しい我が子だからこそ、これでいいのだろうかとせつない涙を流される母の胸の内を聞いてあげるのですが、自然の中でのびのびと手足を伸ばし遊ぶ中で、その子のすてきなことを見つけてあげて伝えています。ばかとまでは言わないけれど、めちゃくちゃでまるでなっていないように見える子ほど、すばらしいエネルギーを持っているのです。手に負えないようにみえても、その子がここでは規制されず、自分を理解してくれている場所と受け止める大人やお友達がいると分かってくると、心はとっても安定してくるのです。そして、母も乗り越えた思いの中、少しずつ心が強く優しくなっていくように思います。 いままでいえなかった ごめんねをいえるようになった時のうれしさや、笑顔がきらきらと輝く幸せを母にもお子さんにも感じてほしくて、毎日奮闘中です!
一人一人の子育ては違うけど、子どもさんが母に「こっちへおいでよ!」って導いてくれていると思います。せっかく母となったのだから、ぜひぜひおもいっきり母業を楽しんでほしいと願ってやみません。
一生懸命に生きている姿を、いつも青いお空や風や・・自然は見守っていると思うな!
Book&Cafeひふみよさんへ
2011年10月18日
以前から とってもっとっても気になっていた
Book&Cafeひふみよさんに
お仕事帰りに、思い切って行ってきました。
でも、ナビのない私は
ぐるぐるぐるぐると迷い
ようやくたどり着いた時には、ほっとしました。
並んでいた本は、好奇心をそそるようなものがたくさん!!
ライフスタイル、サブカルチャー、エッセイ・・
そして、アート関係がいっぱい!!
ずーーと見ていたかったけど
迷った分、おうちで待っているわんこのお散歩とお夕飯のしたくの時間がせまり
また、来ることにして帰ってきましたが
今回、うれしくって購入したのは
「東京R不動産2」
「幸せな天使たち」作 とくながともこ
「みづゑ 2004年秋号12」
の3冊です!
「東京R不動産2」は、別に東京に住みたいわけではないのですが
新しい視点で不動産物件を紹介しているのですが
その切り口が面白く、様々な住宅を紹介していて
そのリノベーションな様子が写真や図面やら
こんな暮らし方をしているんだあ
と驚くばかりです!!大学で建築を学ぶ長女のうけうりもありますが
中には娘が見て回ったところもあるようです!!
「幸せな天使たちは」色鉛筆画で描かれたやさしさのつまった絵本です。
どんな人もその人を必要としている人がいると言う事が
やわらかなタッチと共に心に染みわたってくるのです。
「みづゑ・・」は美術な雑誌ですが。こんな本があることを知らなかったので
見て楽しい、読んで学べる内容の濃い雑誌です。
これも、美大へ通っている次女の影響で興味を持ちました。
たっぷり読んだら、娘へ送ってあげようかなぁ
店長さんとお話したら、「チャンネル」というフリーペーパーを下さいました。
見たら、長野のすてきな本屋さんがいっぱい紹介されていて
行ってみなくっちゃ!!と心踊りました。
なんかとっても幸せ!

ひふみよさん、すてきな本屋さんでした。 ぜひここに置いてほしいなと思う本があるので
持っていこうと思います。10冊に対してドリンク券1枚と交換ですって!
今度は読書仲間と共に、行くことにしましたよぉ~
こんにちは
2011年10月15日
秋がやってくると とたんにそわそわしてくるのは どんぐり拾い!
今年のどんぐりはというと とってもっとても大きくて粒ぞろいのが山ほど落っこちていました。
あっちの山で拾い、こっちの池端で拾い・・
集めたどんぐりは 割れないように気をつけながら茹でては天日干し・・
様々なアートに、今年も使えそうです。
このリースは とっても簡単なものですが
一つ一つを家族に見立てて 造ってみました。
・・・・そんなこんなな秋から始める おはなし日和ブログです。
これまで 幼稚園教諭 を経て、子育てにどっぷりつかり
そして少しずつ、保育のお仕事を続け、我が子も手が離れたここ何年かは、やりがいのあるこのお仕事に、感謝を持って取り組んでいます。
子育て支援という中で 絵本や物語の力が欠かせない世界であることが実感です。
自然の中で木の実を拾ったり、五感をいっぱいに開いて感じ合う事も 幸福感をもたらしますね