親ゆずり
2012年10月07日
いろんなとこに、本の棚
お部屋の階段にも本!
お友達はつい上りたがってます
このコーナーは
ミステリーコーナー
母親が生前、読みふけっていた推理小説です
西村京太郎さん、内田康夫さん、赤川次朗さん・・・・・方々・・。
よくぞ これだけの作品を執筆しますね・・・!
尊敬です!
いったい どれだけの作品を出されたのかな・・。
そして、よく買ってよく読んだ母もすごいです。
私も、読書は、かけがえのないものになってますよ
我が家の庭の、花々への思い入れも
実は 親ゆずり
実家の庭は、両親の育てた花々にいつも彩られていました。
いろんなことが
懐かしく・・。
こうしてつながっていることは
幸せひとつかもしれません。
カシワバアジサイ
2012年07月03日
seikoちゃんから
カシワバアジサイをいただきました
うちのアジサイは葉っぱばかりがまっさかりだったので
この白い白いきれいな花びらは
本当にうっとりするばかり・・
咲き始めは青みがかっていたのだとか・・
花弁がたくさんん集まって
白一色でもかなり華やかです
うちの花壇も
ラベンダーにベコニアに日にちそうにマリーゴールドに・・
そうそうひまわりも咲きだしました・・
それでも こうしてお花をいただくと
うれしいですね
幸せ感に包まれます
たくさん咲いたバラのドライ、たくさんできました
バラのドライフラワーのリースに挑戦しようとおもってます
だけど残念なのは
ルピナスを咲かせることができませんでした
高原で出会ったルピナスのピンクや水色や紫色・・忘れられない思い出があります
そして、この絵本にひかれて育てているのですが

「ルピナスさん」バーバラクーニー作
掛川恭子訳
ぽるぷ出版
アリス・ランフィアスは、「大きくなったら遠くに行く。おばあさんになったら海のそばの町に住む。」と決めました。でもおじいさんに、「その他にも、世の中を美しくするために、何かをしなければいけない。」と言われます。 彼女は大きくなり、おじいさんと約束した3つの事を守るために旅をして遠くに行き、そして年を取ってからは海のそばに住みます。ある日、「世の中を美しくする」ためにステキな事を思いつきました…アメリカの対象年齢は4歳以上。アリス/ルピナスさんが町中にルピナスの花を咲かせるまでのお話を、小さな姪のアリスが語ります。
さて、私たちは世の中を美しくするためにどんな計画を立てましょうか
世の中を美しくする。
大きな事ではあるけれど
自分のまわりの小さなことからがはじめの一歩ですね
さて、7日に予定をしています
おうち文庫「ブックトークサロン」に7名方が申し込んでくださいました
どんな本に出会うのか今からとってもわくわくします
まだ申し込みは受けていますので
ご連絡くださいね
花々を見つめて
2012年06月05日
家の花壇の花々が開花して
とっても彩りのきれいになりました
このラベンダー、ちょっと小さめの花をつけましたが
数がたくさんなので、香りもよくご近所の方も よく触っていきす
私も今夜は 枕において寝ようと思ってます
ナデシコの赤、ピンクも色鮮やかです
パンジーもまだまだ 元気!去年の冬から健在です
一つ一つが 顔のようで とっても見ていて楽しい気持ちになるのです
花々のすてきな詩画集です

「花よりも小さく」
星野富弘 ・・偕成社
作者の富弘さんは、中学校の体育教師だった時、クラブ活動中に 頸隨を損傷し、
手足の自由を失われました。
「出来なくなったこともたくさんありますが、出来るようになったこともたくさんあります・・」
そして、生まれた 詩画。
様々な 花々によせて命の愛おしさを描く感動の世界です
私は 詩画集やカレンダーなどを お部屋に飾って 富弘さんのやさしい花々の絵に元気をもらったり励まされたりしています

今の季節 たくさんのタンポポが綿毛になって飛んでいきます
余分なものをすて まっすぐに生きていきたいと共感します
「あなたの手のひら」 星野富弘 偕成社の詩画集より
エッセイ「カーネーション」・・・・
中学2年のある日
Kのお母さんが教室に入って来たのは私たちが弁当を食べていた時だった。
かぶっていた手ぬぐいを取ると、「Kが何をしたんでしょうか、教えてください」と頭をさげた。
野良着のままだった。 私たちはご飯をくわえたままだまっていた。
お母さんはしばらく待っていたが、一礼すると悲しそうに教室をでていった。
前の時間、少し遅れて教室に来た先生に、自分の席にいなかったKは黒板の前に正座させられた。
ほとんどの者が席にいなかったのだが、ゆっくりと戻ったK一人だけが罰を受けた。
正座は辛かったと思う。しかし、目の前の級友がだれひとりかばってくれないことのほうが、もっと辛かったと思う。授業の終わりのベルが鳴り、Kはしびれる足で立ち上がった。しかし、先生の「まだ、良いと言ってないぞ」の言葉にKの我慢袋が切れた。「うるせぇー」と叫ぶなり、教室を飛び出して行ってしまった。
あの時なぜ、「俺も同じです」と名のりでられなかったのか、なぜお母さんに話してやれなかったのか。後になって悔んだことである。私の中学二年生のことである。
このエッセイを読んだ時、なぜか その時の風景が浮かんでくるようでした。
私たちの子どもの頃は、平気で 罰がありました。
正座や、頭を叩かれたり、お尻をぶたれたり・・
そのお仕置きがとっても怖かった。蘇ります。
名乗り出られなかった、気持ち。
罰を受けている子への申しわけないような気持ち。
理不尽なことがあっても 心配かけまいと親には言えなかった気持ち・・
そして、学校を信じて、子どもを出している親の気持ち
我が子が 体罰を受けているのはこの上なく苦しくなり
畑仕事の手を止め かけてきたのだろうお母さんの気持ちはせつなくなります。
学校ってどういうところ?考えてしまいます。
富弘さんが動けない身体でも、
花を見つめる中で人生の中での1コマ1コマを切り取って 私たちの心に差出してくださるこの詩画集
何度も読み返しては
自分の1コマ1コマも重なって、蘇えってくるようです。
おうち文庫でまた、手に取ってみてくださいね
おうち文庫
長野市吉田5-24-11
6月の開館日・・1日9日15日・・7月の開館日・・6日14日20日お待ちしております!